研究内容(公募後期)
A02 臨界期の操作・再開と脳傷害後の臨界期のメカニズム
| 研究項目 | A02 | |
|---|---|---|
| 研究課題 | ASD研究に変革をもたらす臨界期再構築戦略 | |
| 研究代表者 | 氏名 | 三好 悟一 |
| 機関 | 群馬大学・大学院医学系研究科 | |
| 専門分野 | 遺伝発達行動学 | |
| リンク | https://www.med.gunma-u.ac.jp/graduate/med-organization/dgbn | |
| 研究の目的 | 近年、新たに自閉スペクトラム症(自閉症、ASD)モデル群を確立し、生後2週目の1週間を発症の臨界期として提案した。疾患の中間表現型として異常が報告されているFOXG1因子を臨界期の期間に操作するだけで自閉症特性が現れ、それ以降の時期での操作では効果がみられない。また自閉症モデル動物の大脳皮質への未分化抑制細胞移植では、臨界期における操作では治療回復が認められる一方、臨界期を過ぎると効果が現れない。本研究では、本来の臨界期を過ぎた時期に臨界期を再構築することで、発症や治療をモデル動物に再現することを目標とする。そのため、臨界期に特異的なファクターX(回路や分子機構)の再活性化に挑戦する。自閉スペクトラム症臨界期メカニズムの理解を促進し、脳と心の発達機構の学術概念に新たな変革を起こすことを目標とする。 | |










