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研究内容(公募後期)

A01

A02

科研費

研究内容(公募後期)

A01 発達期の臨界期神経回路再編成のメカニズム

研究項目 A01
研究課題 レム睡眠の操作が可能なマウスを用いた睡眠の質が臨界期を規定する機構の解明
研究代表者 氏名 林 悠
機関 東京大学・大学院理学系研究科
専門分野 神経科学
リンク https://hayashi-sleep-lab.net/
研究の目的 レム(急速眼球運動)睡眠は夢を盛んにみる睡眠としてよく知られるが、その生理的役割はほとんど分かっていない。レム睡眠は産まれた直後に多いことから、レム睡眠固有の脳活動が、脳発達に重要である可能性がある。我々は、独自の技術である「長期間の睡眠操作」により、マウスの脳内環境に大きな影響が生じることを見出した。こうした影響は、臨界期に作用を及ぼす可能性がある。そこで本研究では、発達期に豊富な睡眠が、脳内環境の成熟と臨界期可塑性のバランスの制御に貢献する、という可能性を、グリア細胞などに注目して検証する。そのために、社会性行動等に関わる大脳皮質の領域の臨界期可塑性に注目し、睡眠の阻害または睡眠中の神経活動への介入が、支持細胞の成熟や臨界期可塑性に与える影響を明らかにする。

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