研究内容(公募前期)
A01 発達期の臨界期神経回路再編成のメカニズム
研究項目 | A01 | |
---|---|---|
研究課題 | 認知学習と精神疾患病態の臨界期におけるドーパミン神経伝達機構の解析 | |
研究代表者 | 氏名 | 疋田 貴俊 |
機関 | 大阪大学・蛋白質研究所 | |
専門分野 | 神経科学・精神医学 | |
リンク | https://sites.google.com/site/takatoshihikidalaboratory/home | |
研究の目的 | 精神疾患は遺伝-環境相互作用により発症する複合疾患である。精神症状の発症には臨界期が存在し、思春期での社会相互作用などが環境要因として関与している。精神疾患病態として神経回路の可塑性変化が想定されているが、遺伝-環境相互作用によりどのように神経回路動態が変化するかはわかっていない。そこで本研究では、臨界期での社会的孤立ストレスにより発症する精神疾患遺伝モデルマウスを用いて、神経回路病態を明らかにすることを目的とする。特に、ドーパミン動態と大脳基底核神経回路に着目し、精神疾患の発症における臨界期機構の解明へとつなげる。 |